鍼灸で不妊治療
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近年、日本でも赤ちゃんを産む年齢が少しずつ上がっており、30代以上の出産も増えてきています。ただ、この出産年齢が上がることで、加齢による妊娠率も下がってきているのも事実ですが、今では様々な治療法が出てきております。
不妊症を鍼灸治療で改善をすることも可能ですので、不妊症で悩まれている方は、身体や体質にあった治療をすると良いでしょう。
不妊症の主な原因
不妊症になる原因として、身体の「冷え」が大敵です。血行不良は、栄養や酵素を運ぶ大切な役割があるので、血の巡りが悪くなると不妊症の原因になる可能性があるので注意が必要です。
その他にも、精神的ストレス・不安・肩こり・腰痛・内臓疾患・顎関節症・頭痛・めまい・自己免疫疾患など、様々な症状が、不妊症の原因になっている可能性があります。
一見不妊症とは、関係がなさそうな症状でも、実はその症状と不妊症の原因は同じである可能性があるのです。なので、気になることはどんどん治療院にご相談ください。
鍼灸治療による
不妊治療
鍼灸治療では、よく聞く腰痛や肩こり以外にも、以下の内容に効果が得られます。
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呼吸器疾患
呼吸が浅い、息切れ、喘息など
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消化器疾患
胃の不調、腹部の痛みなど
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神経疾患
ストレス、麻痺、痺れ、自律神経失調症など
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生殖、泌尿器系疾患
性機能障害、慢性膀胱炎、尿失禁など
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婦人系疾患
不正出血、生理不順、生理痛、むくみ、逆子など
などにも効果があり、身体全体を整えて今ある症状を取り除くことは、不妊の改善に繋がるのです。
このような不妊治療は、女性はもちろんですが男性の不妊の方にも効果を感じられます。また、自然妊娠を望んでいる方から人工授精や体外受精などの治療をされる方などにも、男女共に身体を整えるために鍼灸治療はおすすめなのです。
男性不妊について
不妊治療と聞くと、主に女性がメインなイメージがありますが、実は、不妊症の約48%は男性が関与していると言われています。
男性不妊と聞くと精子の問題であることを考える方も多いと思いますが、性交障害や勃起不全の性機能障害といった原因があり男性不妊に繋がっていることも多いのです。
鍼灸治療では、このような男性不妊治療にもおすすめです。
- 精子数増加、精子運動率の上昇
- 突起機能の改善
- 射精機能の改善
このような症状にも改善が見込めるため、男女問わず不妊症改善のために鍼灸治療を受けて身体を整えてみてはいかがでしょうか。
東洋医学から見た男性不妊
- 1.腎虚
- 子どもを産むことに関しても,一番の大本になっているのは腎の気である。このため,不妊の原因分類に腎虚が一番にあげられる。現代医学の泌尿器の腎臓、内分泌系の副腎と生殖系を統合するのは東洋医学の「腎」である。「先天の元」と言われる。
- 2.肝鬱
- 肝鬱は,イライラやストレスが溜まっている状態である。東洋医学の「肝」は全身の気と血の巡りを司る。
- 3.痰湿
- 痰湿は,肥満傾向や脾・腎の機能低下の人が過食することにより体に老廃物がたまっている状態。
- 4.血瘀
- 血流がわるくなっている状態。
当院の男性不妊症の鍼灸治療特徴
当院は鍼灸で不妊症の治療を行う場合には、東洋医学と西洋医学の融合で行います。
病院の検査と最新不妊症鍼灸治療の研究を参考しながら、頭部、下腹部や腰仙椎部のツボとトリガーポイントを選ぶ。一方、東洋医学の腎虚、肝鬱、痰湿、血瘀、それぞれのパターンによりホリスティック的な治療を行う。冷え、ED、腰痛、胃腸、自律神経、ホルモン、免疫力なども改善されます。
東京都台東区上野にある当院では、日本の経絡治療と本場の中国鍼灸を融合させた、専門的な知識ときめ細やかな鍼灸治療の技術で、「どこに行っても良くならない」とお悩みの方でも治療によって改善へ導いてきました。
もし、あなたが不妊症で悩まれていたら、早めに鍼灸治療で症状に対して有効なツボを刺激し身体を整えることで、妊娠に繋がる健康な身体つくりを一緒にしていきましょう。